Friday, September 15, 2017 11:27 AM

「米国の圧迫通じない」 北朝鮮紙、対抗措置強調

 北朝鮮の朝鮮労働党機関紙、労働新聞は15日の論説で「米国のいかなる(圧迫)手段や方法もわれわれには絶対に通じない」と主張し、「米国が引き続き今のように進むなら、わが国の自衛的対抗措置はさらに強く講じられるだろう」と強調した。

 論説は、米国が主導した新たな国連安全保障理事会制裁決議の採択について「虚勢にすぎない」と主張。「米国は破滅に陥りたくなければ、対(北)朝鮮政策を転換する勇断を下し、朝鮮半島問題から手を引く賢明な選択をするべきだ」と要求した。

 北朝鮮の国営メディアは、15日の弾道ミサイル発射について報じていない。北朝鮮が8月29日に北海道上空を通過する新型中距離弾道ミサイル「火星12」を発射した際、国営メディアは翌30日に報じた。(共同)