Tuesday, September 19, 2017 5:46 PM

ロヒンギャ問題解決要請 米長官、スー・チー氏に

 ティラーソン国務長官は19日、ミャンマーのアウン・サン・スー・チー国家顧問兼外相と電話会談し、同国西部ラカイン州でイスラム教徒少数民族ロヒンギャの武装集団と治安部隊の衝突により難民が発生している問題の解決を促した。米国務省が発表した。

 ティラーソン氏は、ミャンマーの政府や軍に対し、難民への人道支援を進めるよう促したほか、国際社会で「民族浄化」との批判も出ているロヒンギャへの暴力行為について対処を求めた。

 ノーベル平和賞受賞者でもあるスー・チー氏はロヒンギャ問題の対応で消極的だとして、国際的な批判が高まっている。(共同)