Tuesday, September 19, 2017 5:46 PM

ラグビーW杯まで2年 注目は日本戦の行方

 ラグビーの2019年ワールドカップ(W杯)日本大会は20日で開幕まで2年となった。今後は11月に大会日程や対戦カードの発表を控え、1次リーグA組に入った日本代表が、どのチームと、どこの会場で対戦するかが注目される。歴史的3勝を挙げた前回W杯で成し遂げられなかった8強入りを狙う日本の行方が、大会の盛り上がりの鍵を握る。

 「アイルランド、スコットランドが私の希望だ」。日本代表のジェイミー・ジョセフ・ヘッドコーチ(HC)は、初戦の相手に世界ランキング4、6位の強豪2チームを見据えた。前回大会の初戦では過去優勝2度の南アフリカから金星を挙げて勢いに乗った。最も注目を浴びる一戦で「大きな応援を受けられる」と地元の後押しを生かしたい考えだ。

 関係者には「大会を盛り上げるには開幕戦で強い相手が必要」と同調する意見がある一方、「最初は勝てそうな相手がいい」との声も。開催国の初戦は、開幕戦となるのが通例で、会場は東京・味の素スタジアムが決定している。2年後のきょう、日本が強豪と対戦するような展開となるか、運営側の思惑も絡む。(共同)