Wednesday, September 20, 2017 12:58 PM

メキシコ地震死者225人 首都でビル崩壊、非常事態

 米地質調査所(USGS)によると、メキシコ中部プエブラ州ラボソで現地時間19日午後1時14分(日本時間20日午前3時14分)ごろ、マグニチュード(M)7.1の地震が発生した。同国当局によると、少なくとも225人が死亡。首都メキシコ市ではマンセラ市長が非常事態を宣言した。各地で多くの建物が崩壊し、犠牲者が増える恐れがある。メキシコでは7日にも南部沖でM8.1の地震があり98人が死亡したばかり。

 今回の震源地はメキシコ市の南東約120キロで、震源の深さは約51キロ。広範囲で停電も起きている。地元メディアによると、メキシコ市南部では学校が倒壊し、20人以上の遺体が見つかった。大半が子どもだという。同市ではビルなど40以上の建物が崩れ、国際空港も安全点検のため一時閉鎖された。

 在メキシコ日本大使館によると、日本人が被害に遭ったとの情報はない。(共同)