Thursday, September 21, 2017 10:45 AM

仮想現実、eスポーツ 東京ゲームショウ開幕

 世界最大級のゲームの展示会「東京ゲームショウ2017」が21日、千葉市の幕張メッセで開幕した。会場では、立体的な映像などで仮想現実(VR)の世界を楽しめるゲームを各社が展示した。スポーツのようにゲームの腕を競う「eスポーツ」の催しでは、プレーヤーのゲーム画面を大勢が観戦し活況を呈した。

 最大のブースを構えたソニー・インタラクティブエンタテインメントは、昨年10月に発売した家庭用ゲーム機とつないで楽しむVR端末「プレイステーションVR」を展示し、人気レースゲームの最新作「グランツーリスモSPORT」など対応ソフトの充実も強調した。コナミデジタルエンタテインメントなどが開発したVR関連ソフトも注目されている。

 VR体験コーナーは午前中から多くの人でにぎわい、行列となるブースもあった。雪合戦ができるVRを体験した20代女性は「映像と動作のタイムラグが少なく、楽しかった」と声を弾ませた。(共同)