Thursday, September 21, 2017 10:49 AM

メキシコ地震、救出続く 校舎に女児、死者245人

 メキシコ中部で19日に起きたマグニチュード(M)7.1の地震で、同国当局は20日から21日にかけ、各地で行方不明者の捜索を続けた。校舎が崩壊した首都メキシコ市南部の学校では、がれきに閉じ込められた女児の生存が確認され、救助隊員らが救出作業に全力を挙げた。

 AP通信によると、地震の死者は少なくとも245人となった。メキシコのペニャニエト大統領は20日、3日間の国民の服喪を宣言した。

 ロイター通信によると、女児は12歳。わずかな隙間から救助隊員と話ができる状態だが、狭い場所に挟まっているとみられ救出は難航している。水を飲みたいと訴えたため、ホースで水を与えたという。(共同)