Friday, September 22, 2017 11:50 AM
厚生年金保険料18.3%に 来月分給与から反映
会社員らが支払う厚生年金の保険料率の段階的引き上げが今月を最後に終わり、上限の18.3%で固定された。大半の加入者は、来月の給与から天引きされる保険料額に反映される。月収(標準報酬月額)が30万円の場合、負担は月に354円増の5万4900円。労使折半なので本人の負担は2万7450円だ。
料率引き上げは2004年の年金改革で決まり、それまでの13.58%から毎年0.354%ずつ(今年は0.118%)実施されてきた。
04年改革では、現役世代の負担が重くならないよう保険料に上限を設定。納められた保険料収入の範囲で給付水準を調整することになった。少子高齢化が進むと、保険料を負担する現役世代が少なくなる一方、高齢者の人数は増え、受け取る年金額は減ることになる。(共同)
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