Friday, September 22, 2017 11:55 AM

TPP凍結項目、来月大枠 50要望、圧縮で再会合

 東京都内で開かれていた環太平洋連携協定(TPP)参加11カ国の首席交渉官会合が22日、2日間の日程を終えた。米国抜きでの発効に向け一部凍結する項目の絞り込みに関し、梅本和義首席交渉官は「前に進んだ」との認識を示したが、具体的な決定には至らなかった。10月に再び東京で会合を開催、約50に上った各国の凍結、修正要望項目を圧縮して大枠の方針を固め、閣僚級の判断につなげることを目指す。

 参加国は11月のアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議までの合意を目標としており、協議は詰めの段階に入る。日本は最終的に凍結項目を10以下に減らし、条文修正は避ける考えだが、利害の異なる国の意見をまとめられるかは予断を許さない。

 各国の凍結要望の可否に関し、梅本氏は記者団に「ある程度濃淡が見えてきた。絞り込み作業の土台ができた」とする一方「まだまだ詰めるところがある」と認めた。(共同)