Friday, September 22, 2017 11:56 AM
史上最高の対応措置考慮 正恩氏、米大統領演説非難
北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長は21日、声明を発表し、北朝鮮に対し「完全に破壊する」と警告したトランプ大統領の国連演説について「歴代最も暴悪な宣戦布告だ」と非難し「史上最高の超強硬対応措置の断行を慎重に考慮する」と表明した。朝鮮中央通信が22日伝えた。
声明は国家の最高位とされる国務委員長名義で、金氏が平壌の党庁舎で発表した。金氏が自ら声明を発表したのは初めて。韓国統一省によると、故金日成主席、故金正日総書記の統治時代にも最高指導者名義の声明は出されたことがない。米国に強い警告を送った。
北朝鮮の李容浩外相は21日、訪問先のニューヨークで記者団に対し「超強硬対応措置」は「水爆実験を太平洋上で行うこと」ではないかと述べた。(共同)
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