Tuesday, September 26, 2017 12:53 PM

ジャッジが新人最多本塁打 2発で今季50号到達

 大リーグ、ヤンキースの外野手ジャッジが25日、ニューヨークでのロイヤルズ戦で2本塁打を放って今季50号とし、1987年にマグワイア(アスレチックス)がマークした49発を上回り、新人王有資格者の最多本塁打記録を樹立した。球史に名を刻んだメジャー2年目の25歳は「信じられない気持ち。球団とチームメートに感謝したい」と照れくさそうに言った。

 2本のアーチに技術が凝縮されていた。3回は高めの速球を引きつけて逆方向の右翼席へ2ラン。7回は緩い球に崩されることなく左翼席へソロを放った。ベンチで田中ら同僚と抱き合うと、再びグラウンドに出て大歓声に応えた。

 マイナーで指導経験がある松井秀喜ゼネラルマネジャー特別アドバイザーは「素質は抜けていた。球を長く見る感覚に気付き、自分のものにしたのではないか」と分析する。7、8月で計10本と苦しんだが、9月は13本塁打を数える。(共同)