Tuesday, September 26, 2017 12:54 PM
ロヒンギャ難民衛生に懸念 国連、子ども25万人超す
国連児童基金(ユニセフ)報道官は26日、ミャンマー西部からバングラデシュへの脱出が続くイスラム教徒少数民族のロヒンギャ難民について、衛生状態が良くなく、コレラや赤痢などの感染症発生を懸念していると述べた。25万人超に達する子どもへの支援が急がれるとして「時間との闘いだ」と指摘した。ジュネーブで記者会見した。
ユニセフは陸路のほか、空路でも物資の輸送を開始。特に感染症対策として飲料水の搬送を重視しているとした。
国連人道問題調整室(OCHA)によると、ロヒンギャの武装集団とミャンマー治安部隊の衝突が始まった8月25日以来、バングラデシュに逃れたロヒンギャは推定43万6000人。到着する難民は減少傾向だが、国境を越えようとしているロヒンギャはなお多いという。(共同)
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