Thursday, September 28, 2017 12:19 PM

拷問主張は「謀略宣伝」 北朝鮮、トランプ氏を非難

 北朝鮮外務省は28日、トランプ大統領が、北朝鮮で拘束中に昏睡状態に陥り、解放後に死亡した米国人大学生が「信じ難いほどの拷問を受けた」とツイッターで主張したことについて「反共和国(北朝鮮)謀略宣伝に再び利用している」と非難する報道官談話を発表した。朝鮮中央通信が伝えた。

 談話は、死亡したオットー・ワームビア氏について「拷問の事実が存在しないことは、6月にわが国に来て検診を行った米国の医師らも明白に認めた」と指摘した。

 またトランプ氏の見解は「われわれの超強硬な立場に打撃を受けたトランプが、地に落ちた体面を少しでも立て直そうと考え出した謀略にすぎない」と主張。「トランプは謀略騒動が招く破局的結果について熟考すべきだ」と強調した。(共同)