Thursday, September 28, 2017 6:08 PM
対北朝鮮で中国の役割強調 米国務省高官
米国務省のソーントン次官補代行は28日、上院銀行住宅都市委員会の公聴会で、北朝鮮に最大の圧力をかける取り組みが成功するかは「国際社会の協力にかかっている。特に中国だ」と強調し、中国に一層の行動を促した。
メキシコやペルーが北朝鮮大使を国外退去させたことなどを例示し「トランプ政権発足後、20カ国以上が北朝鮮の外交活動を制限するために行動した」と指摘。クウェートなどが北朝鮮労働者への査証(ビザ)発給を停止したことを評価した。
ソーントン氏は、米国が目指すのは朝鮮半島の非核化だと述べ、金正恩体制の転換や崩壊を求めず、朝鮮半島を南北に分ける北緯38度線を越えて侵攻したり、南北統一を急いだりする考えもないと改めて表明した。(共同)
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