Monday, October 02, 2017 11:40 AM

ラスベガスで銃乱射、50人以上死亡〜400人以上負傷、容疑者は死亡

 AP通信などによると、ネバダ州ラスベガスで1日午後10時過ぎ、大通りの「ラスベガス・ストリップ」で銃乱射事件があった。少なくとも50人が死亡、400人以上が負傷し、容疑者の男は警察によって殺された。

 ロイター通信によると、クラーク郡のジョセフ・ロンバード保安官は容疑者について、地元に住む男で、1人で犯行に及び、どんな武装グループとも関わりはないと話した。「彼の信条については分からない。現時点では単独犯と考えられ、現場は平穏だ」

 ただ、当局は「メリルー・ダンリー」という名の女性の行方を追っている、女性が容疑者なのか、銃撃と関係があるのかは不明だが、保安官は女性を「仲間」と呼んだ。事件直後に広まった別の乱射や爆発物、自動車爆弾などのうわさは誤報だと述べた。

 ラスベガス・ストリップはギャンブルや買い物、エンターテインメントを目的に訪れる観光客らでにぎわう同市の中心部。乱射が起きた当時、有名ホテル「マンダレーベイ・リゾート・アンド・カジノ」屋外でカントリー音楽コンサート「Route 91 Harvest」が行われていた。

 保安官によると、男は同ホテルの32階からコンサート会場に向けて機関銃を乱射した。会場には数千人の観客がいた。男は同階で警察に殺された。