Tuesday, October 03, 2017 11:16 AM

「イスラム国」新たな声明 米銃乱射事件

 過激派組織「イスラム国」(IS)は2日、多数の死傷者が出たラスベガスの銃乱射事件に関する新たな声明を出し、実行犯のIS兵士は米国人で、最高指導者バグダディ容疑者の「十字軍の連合国を狙えという呼び掛けに応じた」と主張した。

 ISはこれに先立ち、事件は「ISの兵士」が実行し、兵士は数カ月前にイスラム教に改宗したとの別の声明を出していた。

 ISは9月28日、バグダディ容疑者だとする録音音声をインターネット上に公開。ラスベガス銃乱射に関する声明が事実であれば、容疑者は録音音声に呼応した可能性もあるが、犯行後に自殺したスティーブン・パドック容疑者について、米連邦捜査局(FBI)は、国際的なテロ組織との関連は見つかってないとしている。(共同)