Tuesday, October 03, 2017 11:19 AM
不明機捜索で最終報告書 豪当局、謎未解明のまま
2014年3月に消息を絶ったクアラルンプール発北京行きマレーシア航空機(乗客乗員239人)の捜索を主導したオーストラリア運輸安全局は3日、同機を発見することはできなかったとする最終報告書を発表した。捜索は今年1月に事実上打ち切られ、信頼できる新たな証拠が出てこない限り「航空史上最大のミステリー」は未解明のまま終わることになる。
報告書は、インド洋の捜索対象の北側約2万5千平方キロに墜落した可能性を強調した上で「捜索に携わった世界中からの何百人もの懸命な努力にもかかわらず、特定できなかった」とした。
「毎日1000万人が商用機に乗る時代に、機体と搭乗者がどうなったか分からないのは、ほとんど想像を超えており、社会的に受け入れられない」とし、乗客乗員の家族に「最も深いお悔やみ」を表明した。(共同)
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