Tuesday, October 03, 2017 11:19 AM

連合、特定政党支持せず 推薦候補、個別支援へ

 連合の神津里季生会長は3日、都道府県の地方連合会の代表者を集めた東京都内での会議で、衆院選では希望の党や立憲民主党など特定の政党を支持せず、既に連合が推薦を決めている民進党出身などの候補者を個別に支援する方針を明らかにした。連合によると、特定政党の支持を表明しないまま国政選挙に臨むのは異例という。

 神津会長は会議後、報道陣の取材に応じ「希望の党も立憲民主党もまだできたばかりで、私どもとどういう形で認識を一致できるか定かではない。党を丸ごと応援するという決定はしない」と述べた。

 無所属で出馬する民進党出身候補は「一人一人と向き合っていく」と引き続き支援するが、民進党を離党した細野豪志元環境相らには「けじめをつけなければならず、支援はしない」と述べた。(共同)