Tuesday, October 03, 2017 11:20 AM

希望が1次公認192人 「全員が改憲に賛成」

 希望の党(代表・小池百合子東京都知事)は3日、衆院選(10日公示ー22日投開票)の第1次公認候補として計192人(小選挙区191人、比例代表1人)を擁立すると発表した。若狭勝前衆院議員は、公認候補は全員、憲法改正に賛成だとの認識を示した。希望に合流しなかった民進党出身者でつくる立憲民主党(代表・枝野幸男元官房長官)は設立の手続きを終えた。全国規模での擁立を目指す。自民党は、公認争いが続く選挙区の対応を二階俊博幹事長らに一任すると決めた。

 公示まで1週間を切り、与野党が選挙準備を急いだ。希望は最終的に衆院定数の過半数(233以上)を擁立するとの見通しを示しており、衆院選は政権選択選挙の様相が強まった。

 小池氏は1次公認について「一つの旗の下、集ってくれた。同じ方向を向きながらそれぞれが戦える態勢を整えたい」と都内で記者団に語った。(共同)