Tuesday, October 03, 2017 11:20 AM
重力波にノーベル物理学賞 15年初観測の米3氏
スウェーデンの王立科学アカデミーは3日、2017年のノーベル物理学賞を、二つのブラックホールが合体して放出された「重力波」を世界で初めて観測した重力波望遠鏡「LIGO(ライゴ)」のチームを率いる米国の3氏に授与すると発表した。観測から2年のスピード受賞となった。
3氏はマサチューセッツ工科大のレイナー・ワイス名誉教授(85)、カリフォルニア工科大のキップ・ソーン名誉教授(77)とバリー・バリッシュ名誉教授(81)。
重力波は物体が動くと周りの空間が伸び縮みし、ゆがみが波のように宇宙に広がる現象。観測される変化は地球と太陽の間で水素原子1個分が伸び縮みする程度という。重力波観測により、光や電波で捉えられない天文現象を探ることが可能になり、将来は宇宙誕生の謎にも迫ると期待される。日本の重力波望遠鏡「かぐら」(岐阜県飛騨市)を含め、世界中で観測ネットワークが構築中。天文学の新たな分野を切り開いたと評価された。(共同)
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