Tuesday, October 03, 2017 11:20 AM
武器大量所有、周到に準備 乱射、動機解明難航か
ネバダ州ラスベガスで起きた銃乱射事件で、地元警察は2日、自殺したスティーブン・パドック容疑者(64)が宿泊していたホテルの部屋や自宅から銃や爆発物を含む大量の武器を押収したと発表した。AP通信は容疑者が銃に特殊な装置を取り付け、連射できるように細工して殺傷能力を高めていたと報道。周到に犯行の準備をしていた可能性が高まった。一方、動機に関する手掛かりは乏しく、捜査は難航しそうだ。
容疑者はホテルの32階から近くの野外コンサート会場に向け銃を連射、地元警察によると少なくとも59人が死亡、527人以上が負傷した。米連邦捜査局(FBI)は、国際テロ組織との接点は確認できず「ローンウルフ(一匹おおかみ)」型の単独犯とみている。ただ警察幹部は容疑者の「心の中に入り込むことができていない」と語り、動機の解明が進んでいないことを認めた。
ロイター通信によるとトランプ大統領は3日、容疑者は「(心を)病んだ人間だ」と述べた。(共同)
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