Tuesday, October 03, 2017 1:14 PM

容疑者は29歳チュニジア人 マルセイユの襲撃事件

 フランス・マルセイユの駅で1日、刃物を持った男が通行人らを襲い女性2人を殺害した事件で、コロン内相は3日、国民議会(下院)に対し、男はチュニジア人のアハマド・ハナシ容疑者(29)だと明らかにした。チュニジア当局が確認したとしている。フランスメディアが報じた。政治、宗教的な背景は伝えられていない。

 内相によると、容疑者は2005年にフランスに渡った。不法滞在を続け、何度も微罪で拘束されたが、その際には自身をモロッコ人やアルジェリア人などとも名乗っていた。フランス情報当局はこれまで特に、テロ関連などで容疑者を注目していなかった。(共同)