Tuesday, October 03, 2017 6:17 PM

大統領の指示「外交追求」 長官、対北朝鮮で矛盾ない

 マティス国防長官は3日、核・ミサイル開発を進める北朝鮮への対応で、自身やティラーソン国務長官に対するトランプ大統領の指示は「外交努力を追求するという明確なものだ」と議会証言した。トランプ政権内に大きな「意見の相違があるとは思わない」と述べた。

 ティラーソン氏が北朝鮮に対話の意思があるか探っていると語った一方、トランプ氏が対話は「時間の無駄だ」と表明し、意見対立の可能性が指摘されていた。

 上院軍事委員会の公聴会に出席したマティス氏は、米政府はティラーソン氏が語った通り、対話の可能性を「探っているだけだ。対話しているわけではない」と説明。機が熟す前の交渉に消極的な大統領の姿勢とは「矛盾しない」と語った。(共同)