Thursday, October 05, 2017 11:59 AM

AIスピーカー商戦火ぶた 育つか「スマホの次」

 人工知能(AI)を備えた対話型スピーカー商戦の火ぶたが切られた。LINE(ライン)とグーグルが5日、日本での発売を相次ぎ発表したほか、アマゾン・コムも年内に売り出す。市場が飽和したスマートフォンに続く主力商品に育つ可能性もありそうだ。

 ラインはAIスピーカー「クローバウェーブ」を5日、自社のウェブサイト上などで発売した。今夏に限定販売した先行体験版と比べ、より自然に対話するなど機能を向上させた。価格は税込み1万4千円と、前もって公表していた額より引き下げた。ラインの音楽提供サービスを一緒に申し込むと来年1月末までの期間限定で、1万2800円で購入できる。

 クローバウェーブは声で操作する。リクエストした音楽を再生したりニュースを読み上げたりする。「テレビをつけて」などの指示を受けると、リモコンのように赤外線を出してテレビを操作することもできる。(共同)