Friday, October 06, 2017 1:32 PM

日本も核廃絶議論を深めて 国連の中満事務次長

 国連軍縮担当上級代表の中満泉事務次長は6日、国際非政府組織(NGO)「核兵器廃絶国際キャンペーン」(ICAN)へのノーベル平和賞授賞決定を称賛し「日本の皆さんに、どのように核兵器廃絶に取り組んでいけばいいのか議論を深めてほしい」と述べた。

 ニューヨークの国連本部で記者団の取材に応じた。ICANが制定に向け尽力した核兵器禁止条約について「(参加しない立場を取っている)日本、米国、核保有国の市民が政府をどのように動かしていくのか、考えてもらう重要な契機になればいいと思っている」と話した。(共同)