Wednesday, October 11, 2017 10:59 AM

ハネウェル、住宅関連製品など2部門を分離へ

 複合企業ハネウェル・インターナショナルは10日、住宅関連製品部門と輸送システム部門をスピンオフ(独立・分離)し、2018年末までにそれぞれを上場会社にする計画を発表した。「物言う株主」として知られる投資会社サード・ポイントが求めていた航空宇宙部門のスピンオフは見送り、これを含む4部門に経営資源を集中する。

 ロイター通信によると、ダリアス・アダムチクCEOはアナリスト会合で声明を出し、今回の事業再編はハネウェルの幅広い事業資産を単純化し、成長を促進し、株主に非課税のメリットをもたらすと述べた。分離する2部門は、年間売上高にして合計75億ドルに相当し、総売上高を約18%削減する。

 アダムチクCEOはまた、「サード・ポイントが求める方向に沿って残りの経営資産を変更する見方も生まれる」と話した。サードポイントも同日、今回の改革に満足し、アダムチク氏のリーダーシップを支持すると表明したが、経営資産の改善を続けてほしいとくぎを刺した。

 ハネウェルの残りの事業は、航空宇宙、商業用建築製品、高性能材料、安全製品で構成される。、より多くの買収の候補となる、と彼は付け加えた。

 アナリストらはこの動きを賞賛する一方、ハネウェルは事業にさらに多くの変更を加え、ジェットエンジンから飛行機のWi-Fiシステムに至る幅広い製品を扱う航空宇宙は、より大きなライバルと競争するために合併する必要があると警告した。

 メリウス・リサーチのアナリスト、スコット・デイビス氏は、航空宇宙部門をスピンオフまたはゼネラル・エレクトリック(GE)の航空宇宙部門と合併すれば、ハネウェルはユナイテッド・テクノロジーズの強力な競争相手になると述べ、「検討する価値のある取引だ」と指摘した。