Wednesday, October 11, 2017 11:03 AM

セクハラに揺れる米映画界 女優らの被害証言相次ぐ

 ハリウッド映画界の大物プロデューサー(65)の女優やモデルへのセクハラ疑惑が10日までに報じられ、連日大きな話題となっている。アンジェリーナ・ジョリーさんやグウィネス・パルトロウさんらも被害に遭ったとの証言や、レイプ疑惑も伝えられ、騒ぎはさらに広がりそうだ。

 訴えが相次いでいるのはハーベイ・ワインスタイン氏。「グッド・ウィル・ハンティング 旅立ち」(1997年)「恋におちたシェイクスピア」(98年)「シカゴ」(2002年)などの作品を量産し、アカデミー賞の常連として知られる。

 野党民主党への巨額の献金や、オバマ前大統領やヒラリー・クリントン元国務長官の支援者としても知られ、衝撃は米政界に飛び火。オバマ氏は「ミシェル(夫人)と私は嫌悪を感じている」、クリントン氏も「ぞっとしている」とコメント。トランプ大統領もワインスタイン氏を「昔から知っている。(報道に)全く驚かない」と話した。(共同)