Friday, October 13, 2017 10:05 AM

米空港で貨物航空機が火災 補助動力装置、けが人なし

 国土交通省は13日、ロサンゼルス空港で日本時間の12日深夜、日本貨物航空109便ボーイング747-8F型が駐機場から滑走路に向けて移動中に機体後部の補助動力装置から出火し、装置の一部が焼けたと発表した。乗員3人にけがはなかった。

 国交省は事故につながりかねない重大インシデントと認定した。国際民間航空条約の規定により、調査は米国の運輸安全当局が担当する。

 同省によると、火災は12日午後11時16分ごろに発生。同機はロサンゼルスからサンフランシスコに向かうため、けん引車で駐機場から滑走路に移動していた。補助動力装置は主に地上で各システムに電力を供給している。機体の自動消火装置が作動し、すぐに消し止めた。(共同)