Friday, October 13, 2017 5:54 PM

合意支持国を軽視と批判 欧州の国際平和研究所

 核軍縮の分野で権威があるスウェーデンのシンクタンク、ストックホルム国際平和研究所(SIPRI)は13日、トランプ大統領がイラン核合意を認めない方針を表明したことについて「合意を支持する国々を明らかに軽視している」などと批判する声明を発表した。

 SIPRI所属の核専門家らは声明の中で、トランプ氏は米国の国益を優先する「米国第一主義」だけでなく、米国の孤立主義も浮き彫りにしたと指摘。「合意を取り消せば、世界の安全保障を対象にした無責任なギャンブルになる」と警告した。(共同)