Monday, October 16, 2017 11:27 AM

村田「心理的不利ない」 WBA、再戦へ手応え

 世界ボクシング協会(WBA)ミドル級タイトルマッチ(22日・両国国技館)で2012年ロンドン五輪金メダルの村田諒太(帝拳)がアッサン・エンダム(フランス)と5カ月ぶりに拳を交える。因縁の再戦へ「相手の方が嫌な感覚が残っていると思う。心理的な不利はない」と前回対戦で得た手応えを強調する。

 5月の王座決定戦は足を使いながら手数を出す相手に対し、圧力をかけ続けた。1-2の判定で敗れたものの、採点が物議を醸し、今回の試合が実現した。

 「駆け引きがあるし、簡単な試合にはならない。互いに手の内を知っている分、やりにくさは少しある」という。パンチの軌道や強さなどを把握して闘うことになるが、4回に右ストレートで奪ったダウンの感触が自信となっており「相手には恐怖のイメージが残っているはず。今回もプレスをかけて打ち込むだけ」と語る。(共同)