Monday, October 16, 2017 5:57 PM

ドローン攻撃で20人死亡 タリバン一派狙った米軍か

 アフガニスタンとの国境に近いパキスタン北西部の部族地域クラム地区で16日、米軍所属とみられる無人機「ドローン」が武装集団の隠れ家を攻撃し、20人が死亡した。AP通信がパキスタン軍情報機関の話として伝えた。

 APによると、アフガンの反政府武装勢力タリバンの一派「ハッカニグループ」の幹部を狙った攻撃とみられる。同グループは米政府が今月12日に解放を発表した米国人女性と夫のカナダ人男性を約5年間、人質として拘束していた。

 ハッカニグループはパキスタン政府の統治が事実上及ばない部族地域に拠点を持つとされる。(共同)