Tuesday, October 17, 2017 10:42 AM
クルド勢力内で造反行為か 油田地帯のイラク政府掌握
イラク北部クルド自治政府が実効支配していた油田地帯キルクークを16日、イラク中央政府が掌握した。進軍後わずか1日での掌握の背景には、自治政府トップのバルザニ議長に反発するクルド人勢力が造反し、治安部隊ペシュメルガの一部にイラク軍の進軍受け入れを命じた「裏切り」があったとの声が上がっている。
地元メディアなどによると、バルザニ氏の支持母体クルド民主党(KDP)と反目する有力政党クルド愛国同盟(PUK)は中央政府側と手を結び、イラク軍の進軍に抵抗しないようペシュメルガの一部に命じた。これが中央政府による短時間での掌握につながったとみられ、ペシュメルガ高官は「歴史的な裏切り」があったとPUKを批判した。
中央政府と自治政府が帰属を争ってきたキルクークは自治区外ながら、9月下旬の自治政府の独立住民投票に参加。その後、独立が悲願のクルド人らの前に現れたのは、イラク国旗を悠々とはためかせて街中心部に向かうイラク軍の戦車だった。衝突への懸念を深めた数千人の住民らは、自治区内の都市などへの避難を強いられている。(共同)
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