Tuesday, October 17, 2017 10:43 AM

NY連続爆発で有罪評決 アフガン出身被告

 昨年9月にニューヨーク中心部などで起きた連続爆発事件で、ニューヨークの連邦地裁の陪審は16日、公共の場での爆発物使用などの罪で、アフガニスタン出身のアハマド・カーン・ラヒミ被告(29)に有罪評決を出した。米司法省は「テロ犯罪」としている。来年1月18日に終身刑の判決が言い渡される見通し。

 米司法省の発表などによると、被告は昨年9月17日、ニューヨーク・マンハッタンの2カ所に手製の圧力鍋爆弾を仕掛け、うち一つを爆発させて30人以上を負傷させた。隣接するニュージャージー州でも爆弾を爆発させた。

 米メディアによると、被告は1990年代にアフガンから米国へ移住。米国籍を取得後にイスラム過激派の思想に影響を受けたとみられる。警官との銃撃戦の末に拘束された際、米政府に対する「聖戦(ジハード)」を行うなどと記したノートを所持していた。(共同)