Wednesday, October 18, 2017 6:05 PM

大阪弁「旅の土産に」 外国人向け学習帳人気

 「あめちゃん食べる?」「おおきに」ー。外国人観光客に大阪弁に親しんでもらおうと、大阪市のデザイン会社「リンクコーポレーション」がつくった「オオサカ学習帳」が話題を呼んでいる。使う場面をイラストで示し、英語と日本語で解説。考案者は「大阪弁を『お土産』として広めたい」と意気込む。

 「まいど」「ぼちぼちでんな」といった日常会話で使いやすい言葉を掲載した。「なんでやねん」のページには漫才師のイラストを入れ「冗談に対して突っ込む時によく使われる」などと説明。平仮名書きを練習できるページもある。

 昨年、大阪市の繁華街・ミナミの商店街で3000冊を無料配布すると、およそ半年で全てはけた。増刷を望む声を受け、土産物店などで販売することに。300円という手頃な値段と面白さから、修学旅行生ら日本人にも人気という。(共同)