Thursday, October 19, 2017 10:37 AM

「衛星飛ばす」と北朝鮮 禁止の国連決議非難

 19日の朝鮮中央通信によると、北朝鮮代表は17日、国連総会第4委員会での演説で「国家宇宙開発5カ年計画に従い今後、静止衛星をはじめとする実用衛星をより多く打ち上げる」と述べ、日米韓が事実上の長距離弾道ミサイル発射と見なす衛星打ち上げを続ける方針を示した。

 北朝鮮代表は、同国による弾道ミサイル技術を使ったあらゆる発射を禁じている国連安全保障理事会決議について「不法な文書にすぎない」と主張。「米国が決議を振りかざしてわれわれの合法的な衛星打ち上げを問題視するのは、主権に対する侵害だ」と非難した。

 北朝鮮は昨年2月、衛星運搬ロケット「光明星号」と称して事実上の長距離弾道ミサイルを発射した。(共同)