Thursday, October 19, 2017 10:40 AM

東部地裁も差し止め命令 新入国規制に差別の疑い

 メリーランド州の連邦地裁は18日、トランプ政権が9月に公表した一部イスラム圏などからの新たな入国規制措置について、宗教に基づく差別の疑いがあるとして執行を一時的に差し止める仮処分命令を出した。2例目の差し止め命令となり政権にとって打撃。

 新規制措置は18日に発効の予定だったが、ハワイ州の連邦地裁が17日に差し止めを命令。政権は上訴する方針で、司法闘争が再び最高裁まで持ち込まれる可能性が高い。

 セッションズ司法長官は18日の議会証言で「規制措置は合法で、最終的に勝利すると確信している」と述べた。(共同)