Thursday, October 19, 2017 5:53 PM

EU仲介しないと再確認 カタルーニャ独立問題

 スペイン北東部カタルーニャ自治州の独立問題を巡り、欧州連合(EU)のトゥスク大統領は19日、スペイン中央政府と自治州の仲介をすることはできないとのEUの姿勢を再確認した。EU首脳会議の記者会見で語った。

 トゥスク氏は「われわれは皆それぞれの思いや考え、判断があるが、公式的に言えば、EUに仲介する余地はない」と指摘。EUには加盟国の中央政府と地方政府の対立など内政問題を仲介する法的根拠がないと改めて説明した。20日まで開催のEU首脳会議でも、カタルーニャ問題は議題にないとしている。(共同)