Friday, October 20, 2017 11:58 AM

投票率アップ、20代が鍵 みんな選挙へ行こうよ

 選挙権が18歳まで広がってから初の衆院選の投開票日が22日に迫ってきた。若者の政治参加をどう促すかが課題となる中、実際に投票率の低さが際だっているのは、10代よりも20代だ。昨年の参院選で20〜24歳の3人に2人が棄権、この層が投票率向上の鍵となる。

 公益財団法人明るい選挙推進協会が、棄権した人に理由を聞くと「関心がない」のほか、「政党や候補者の違いがわからない」「仕事があった」などの回答が並ぶ。しかし、インターネットを活用すれば、短時間で候補者や政党のことが分かる。忙しければ期日前投票も可能だ。若いみなさん、投票に行きませんか?

 明るい選挙推進協会によると、衆院選の年代別投票率は、20代が1969年から16回連続で最下位。参院選も、記録が残っている89年以降、すべて最下位となっている。(共同)