Friday, October 20, 2017 1:16 PM

米長官「重要な一里塚」 ラッカ奪還で声明

 ティラーソン国務長官は20日、過激派組織「イスラム国」(IS)の本拠地、シリア北部ラッカ奪還を受けて声明を発表し「世界的なIS掃討作戦の中で重要な一里塚だ」と強調した。

 ティラーソン氏は、ラッカの治安安定のため支援を続ける意向を示したほか、シリア内戦に関して、国連主導の和平協議を通じて政権移行を推進する方針を表明した。

 米軍も20日の声明で、ラッカ奪還を歓迎する一方「ISのテロの終結を意味するわけではない。イラクやシリアにいるISの残党との戦いを続けていく」と引き締めを図った。(共同)