Monday, October 23, 2017 11:26 AM
ASEAN、北朝鮮に懸念 伝統友好国も、国防相会議
東南アジア諸国連合（ASEAN）国防相会議が23日、フィリピン北部クラーク経済特区で開かれ、核・ミサイル開発を続ける北朝鮮に強い懸念を示し、挑発行動の自制や対話再開を求める共同宣言を採択した。テロ対策での各国の連携や南シナ海問題の進展を評価する内容も盛り込んだ。
北朝鮮情勢については、昨年5月にラオスで開かれたASEAN国防相会議の共同宣言では触れていなかった。核実験や弾道ミサイル発射などの行動を加速させる北朝鮮に、伝統的な友好国も含むASEANが批判的な態度を示した。
今回の共同宣言では、朝鮮半島の緊張の高まりに「重大な懸念」を表明。北朝鮮に対し、国連安全保障理事会決議に基づく義務に即座に従うよう強く求め、朝鮮半島の非核化に向けて支援する姿勢を示した。（共同）
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