Monday, October 23, 2017 11:27 AM

欧米は祝意、中韓は警戒 改憲、対北朝鮮に注目

 衆院選での自民党勝利について、経済や北朝鮮問題での協力への期待感から欧米首脳らが23日までに祝意を伝えた一方、改憲勢力の伸長を受け、中韓からは警戒の声が上がった。

 トランプ米大統領は安倍晋三首相との電話会談で祝意を伝達。核実験強行や弾道ミサイル発射を繰り返す北朝鮮への対応を巡り日米、日米韓で引き続き緊密に連携し北朝鮮への圧力を高める方針を確認した。

 メイ英首相も23日の安倍氏との電話会談で「引き続き協力することを楽しみにしている」と述べ、北朝鮮への圧力強化に向け緊密に連携する方針で一致した。ドイツのメルケル首相は北朝鮮情勢を念頭に「日本はアジアの重要なパートナーだ」と強調。欧州連合(EU)のユンケル欧州委員長は日本との協力継続を表明した上で、経済連携協定(EPA)の年内最終合意に期待感を示した。(共同)