Wednesday, October 25, 2017 10:35 AM
政府、10月の景気判断維持 アップル不振で輸入停滞
政府は25日発表した10月の月例経済報告で、景気判断を「緩やかな回復基調が続いている」とし、前月までの判断を維持した。同様の表現は5カ月連続。個別項目では輸入を2年2カ月ぶりに下方修正した。米アップルの最新スマートフォン「iPhone(アイフォーン)8」の販売が振るわず、生産地・中国からの輸入が停滞したことが影響したとみられる。
茂木敏充経済再生担当相が関係閣僚会議に提出した。
輸入は9月の「持ち直しの動きがみられる」から「持ち直しの動きに足踏みがみられる」へ表現を弱めた。国内企業物価は最新統計を踏まえ「このところ緩やかに上昇している」に、貿易・サービス収支の黒字は「増加傾向にある」に変更。生産や個人消費など、他の主要項目は判断を据え置いた。(共同)
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