Wednesday, October 25, 2017 11:03 AM

手荷物の管理状況確認へ 米国便の全乗客、26日から

 米政府がテロ対策で求める米国到着便の搭乗前検査の強化策として、日本の主要航空会社が全ての乗客を対象に、機内持ち込み手荷物の管理状況を確認する項目を新たに追加することが25日、空港関係者への取材で分かった。搭乗ゲート付近で、空港で手荷物から目を離さなかったかなどと問い掛け、必要があれば爆発物検査などを受けてもらう。26日から実施する。

 国土交通省によると、国内では新千歳、仙台、羽田、成田、中部、関西、福岡の7空港で、米国直行便が発着。遅延などのトラブル発生の原因となる恐れもありそうだ。

 空港関係者によると、質問項目は「手荷物から目を離さなかったか」「他人から預かったものがないか」など。疑わしい言動があれば、ボディーチェックや手荷物の開披検査を行い、電子機器の爆発物検査もする。(共同)