Thursday, October 26, 2017 10:49 AM

JFK暗殺の機密解除へ 最後の非公開文書

 米国立公文書館は26日、1963年のジョン・F・ケネディ大統領暗殺に関して、これまで非公開だった最後の機密文書を公開する。中央情報局(CIA)が公開延期を要請しているとされたが、法律上、公開を唯一差し止めることができるトランプ大統領は機密解除を容認する方針を表明した。

 トランプ氏は25日、ツイッターに「長い間、楽しみにされていたJFKファイルの公開は明日だ。すごく興味深いぞ!」と書き込んだ。

 92年に制定された法律は、暗殺に関してCIAなど米政府機関が作成した資料を25年以内に公開するよう義務付けており、26日が期限だった。関連資料約500万ページのうち約88%が既に全面公開されたが、約11%は部分的にしか公開されておらず、残り約1%の文書約3000件は完全に非公開のままだった。(共同)