Friday, October 27, 2017 10:13 AM

EV、自動運転が主役に 東京ショーで開会式

 世界の自動車メーカーが集まる東京モーターショーの開会式が27日、東京ビッグサイト(東京都江東区)で開かれた。電気自動車(EV)や自動運転が主役となり、各社が先端技術を競う。ただ、日産自動車や神戸製鋼所に続いてSUBARU(スバル)でも品質管理を巡る不正が明らかになり、消費者から厳しい目を向けられそうだ。

 開会式ではトヨタ自動車の豊田章男社長があいさつし「自動運転や電動化など最新技術の融合で、未来の乗り物はさまざまな方向に発展する」と語った。スバルの不正問題は言及しなかった。主催する日本自動車工業会の会長の西川広人日産社長が活動を自粛しており、豊田社長が代役を務めた。

 東京ショーは、EVの試作車や日本で初公開となる市販車を紹介。会場近くでは、トヨタの超小型EV「i-ROAD(アイロード)」の試乗や、最新車両に搭載した衝突防止の安全技術も体験できる。(共同)