Friday, October 27, 2017 10:17 AM
国とメーカーに賠償命令 建設石綿、初の二審判決
建設現場でアスベスト(石綿)を吸って健康被害を受けた神奈川県の元労働者ら89人が国と建材メーカー43社に総額約29億円の損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決で、東京高裁は27日、原告敗訴とした2012年の一審横浜地裁判決を取り消し、国と建材メーカー4社に対し、原告62人に総額約3億7000万円を支払うよう命じた。
全国各地で14件起こされている「建設アスベスト訴訟」で初の高裁判決。既に出た一審判決を含めた8件のうち国敗訴は7件目。メーカーの責任を認めた判断は16年の京都地裁、今月の横浜地裁に続き3件目で、メーカーに経済的負担を求める新たな補償制度の創設を求める声が強まりそうだ。
永野厚郎裁判長は「医学的知見などから、国は1980年ごろには石綿による健康被害のリスクが生じていることを把握できた」と述べ、遅くとも81年までに、防じんマスクの使用を罰則付きで義務付けるべきだったと指摘した。(共同)
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