Friday, October 27, 2017 10:17 AM
スバルも無資格検査 25万台リコールへ
SUBARU(スバル)は27日、国の規定に反して資格を持たない従業員に、出荷前に新車の最終検査をさせていたと発表した。再検査が必要となる約25万台超のリコール(無料の回収・修理)を近く国土交通省に届け出る。対象は全車種で、費用は約50億円強を見込む。無資格検査の発覚は9月の日産自動車に続き2社目となり、自動車業界への不信が強まりそうだ。最終検査をメーカーに一任する国の制度の在り方も問われそうだ。
リコールは販売後、最初の車検を迎えていない車に対し実施する。トヨタ自動車と共同開発して受託生産しているスポーツカー「86(ハチロク)」も含まれている。30日に国交省に経緯を報告した後、届け出る予定。
吉永泰之社長は東京都内で記者会見し「多大なご迷惑とご心配をお掛けした。トップの責任を非常に強く感じる。まだまだ会社の実力が付いていなかったと感じている」と謝罪した。(共同)
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