Monday, October 30, 2017 10:44 AM

日米路線でジャンボ機引退 デルタ、成田を出発

 米大手のデルタ航空が、日米を結ぶ路線でジャンボ機(ボーイング747)を引退させることになり、最終便となるデトロイト行きが30日、成田空港を出発し、関係者らが手を振って見送った。日米路線の旅客便で、ジャンボ機の定期運航が完全に終わる。

 デルタ全体でもジャンボ機は年内に引退する予定。今後、成田-デトロイト線はエアバスA350が就航する。

 成田空港では式典が開かれ、最終便に乗務する、米国籍のテリー・プレスリー副操縦士は「約30年前、成田発シカゴ行きのジャンボ機で、妻となる客室乗務員の女性と出会い、後に機内で婚約した。妻と最後のフライトに乗ることでき、うれしい」とあいさつ。共に乗務する妻リンダさんと抱き合い、乗客から拍手が起きた。(共同)