Monday, October 30, 2017 10:46 AM

米空軍F35Aが嘉手納到着 2機、アジア初の実戦配備

 沖縄県の米軍嘉手納基地(嘉手納町など)に30日、米空軍のF35A最新鋭ステルス戦闘機2機が飛来した。沖縄県が確認した。米太平洋軍が6カ月間のローテーションによる配備を発表していた12機のうちの2機とみられる。太平洋軍が管轄するアジア太平洋地域では初の実戦配備となる。

 太平洋空軍司令官は「現在の、そして新たな脅威に対する正確な攻撃能力を備えている」と強調している。トランプ大統領の11月上旬の来日を控え、北朝鮮に対する抑止力強化を行動で示す狙いがあるとみられる。

 太平洋軍などによると西部ユタ州の第34戦闘飛行隊に所属するF35Aと関連要員約300人が順次、嘉手納基地に到着する見込み。経由地のハワイ・ホノルルのヒッカム空軍基地を今月13日に飛び立っていた。(共同)