Friday, November 03, 2017 5:55 PM

特別検察官辞任の決議案 米共和党保守強硬派3人

 米与党共和党の保守強硬派の下院議員3人は3日、ロシア政府による昨年の大統領選干渉疑惑を捜査するモラー特別検察官の辞任を求める決議案を提出した。トランプ大統領が5月に解任した連邦捜査局(FBI)のコミー前長官と親しいことなどから、中立的な捜査をする適性に欠けるとしている。

 疑惑捜査拡大に神経をとがらせるトランプ氏に同調する動きとみられるが、共和党指導部などから賛同者は出ていない。

 トランプ氏は3日のツイッターで、大統領選で民主党候補だったクリントン元国務長官を捜査するようFBIをけしかける投稿を連発。自身の周辺を標的とするモラー氏の捜査への不満をにじませた。(共同)