Monday, November 06, 2017 11:31 AM
クシュナー氏へ自己資金 ロシア政府に近い投資家
トランプ大統領の娘婿クシュナー大統領上級顧問が2015年、プーチン・ロシア政権に近いロシア人投資家ユーリー・ミルナー氏から、自身の不動産取引仲介会社に85万ドル（約9700万円）の出資を受けていたことが国際調査報道ジャーナリスト連合（ICIJ）の取材で分かった。ミルナー氏は自己資金から拠出したと説明した。
クシュナー氏は、トランプ政権中枢とロシアとの不透明な関係を巡る中心人物の一人。ミルナー氏はクシュナー氏とは16年に1度会っただけとした上で「出資は純粋にビジネスだ」と語った。
クシュナー氏は14年、投資家の弟らと不動産取引の仲介サイトを運営する会社「カドレ」をニューヨークにつくった。資産は約8億ドルで、クシュナー氏は現在も2500万ドルの株を保有。同氏やカドレはICIJの取材に応じなかった。（共同）
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